私の失敗談

私の失敗談

この女性とは4年前ツーショットダイアルで知り合ってから、約1年半メールでもやりとりしました。

彼女は家庭内暴力で、離婚寸前でした。
彼女は当時36歳で小さい子供が二人いました。
三度実家に逃げて帰って、その度にご主人が迎えに行き、最後はご主人の両親まで行って元の鞘に戻ったわけですが・・・。

その間、私は親身になって彼女の話を聞き、相談に乗ってあげました。
それが嬉しかったのでしょう、いつしか彼女の心の支えの一本に私がなっていたようです。

最初は私も彼女に、まさかこんなに思い込まれるとは予想にもしてなかったので、初めて会った時に相手に信用してもらうために名刺を渡しました。

これが後から大問題になったわけです。

彼女とは4回会いましたが、信じられないかもしれませんが、そのとき私は何もしていませんでした。
会った時は、時間もあまり取れずお話するだけで、一度握手しただけという関係でした。
かえってそういう関係だったから彼女の気持ちが傾いたのかもしれませんが・・・。

大問題は彼女が三度目に出戻った時に起こりました。

その頃には、もう私も彼女との交際は諦めようと思い何度も説得しました。
なかなか別れようとしない彼女に、時にはイメージを壊すような卑猥な言葉を投げかけたり、メールで怒鳴ったりして・・・。
最後には彼女も分かってくれて、別れる決心をしてくれました。

私もホッとしていた矢先、携帯に彼女が泣きながら電話し掛けてきたのです。

彼女自身、私とは終わったという気持ちになっていたのでしょう。
その安堵感から、今まで隠していた私との関係をご主人に話してしまったのです。
それを聞いたご主人は怒りました。

「明日、会社に怒鳴り込む、法的に・・・」と脅したそうです。

その話を聞き、私としては彼女とは何もなかったのですが、しかしそれを証明する方法もない・・・。

しばらく、彼女から携帯にかかってきても出ないようにしていたら、会社に直接かけてきて、事務員の子に変な目で見られて困りました。

色々対策を考えましたが、法的にも対処する方法がわからないので、弁護士を交えて話をしようと彼女に言いました。
私も覚悟を決めていたのですが、ご主人も私と彼女のメールのやりとりを調べたらしく、理解してくれてこのときは大事に至らずに済みました。

状況は刻々と変化します、環境の変化で人の気持ちも変わります。
こういう人目を忍んでの付き合いですから、必要最低限のこと以外は、お互いのプライバシーに関しては話さないようにしましょう。

私ではないのですが、知り合いがこともあろうに自宅の場所や電話番号を教えた為、修羅場になったという事もありました。
お互いの家庭には干渉せず、自宅の住所、電話番号、会社の名前などは絶対明かさないようにして下さい。

相手の信頼を得ることは大事ですが、個人情報を教える・聞き出すという手段で信頼を得るという行為は間違いだと教訓になった経験でした。